ネコロジーラボ

シニカルで愉快な猫族との関わりを綴ります

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自惚れと制裁 

2017/12/05
Tue. 22:37

タオは穴に排尿する。

だからうちでは、ダンボールにぎうぎうと猫が入る可愛らしい姿を、決して見る事が出来ない。
だってそんな素敵な大きさのダンボールは、半日でタオのトイレになるから。


今まで我が家には猫スペースがたくさんあったけれど、ヒトなつの行動範囲が広がるにつれ、じりじりと猫スペースが縮小しつつあり、私はこの事を我が子の成長の為だってわかっちゃいるけど、いくらか胸がキュッと締め付けられる、けれど、紆余曲折あって5匹が3匹になったわけだから、猫らにひとつ頭を下げるくらいでいっかーっと思っている。

そんなこんなで、お座りが完成した2ヶ月前から、何箇所かに

ヒトなつのおまるが置いてある。

今現在、ヒトなつ人生初(ばっかり!)の体調不良に見舞われ、
友人の子が帰る直前もあって保護者はやや慌てた。
40度近い熱を出したものの3日目で下がり発疹が出始め、突発性発疹だと確定。
別名を不機嫌病と言うらしく、確かに不機嫌だけどヒトなつの不機嫌はタオの雄叫びに慣れている四十の私にとって鈴の音の様なもんだけど、体につかまり立ちされて身動き取れない時間がとても長く、
ヒトなつを抱きしめながらおまるを眺めていて、置く前は絶対するんだろうなって予想していたのに、
おまるにまだ排尿していないタオのことを、偉いなぁって、しみじみ思い、
あれ、けどタオ以上に、そんな風に受け取れる自分はかなり腕の立つ猫飼いなんじゃないか!ふんふん♪と心の中で自画自賛していたら、


タオが颯爽と階段から降りてきて、

流れる様な美しく自然な所作で、

おまるの横にあった、お値段以上の店で買ったヒトなつの切り株に




排尿。

何が起きたのか、理解するのに時間がかかりました。


こんなに驚いたのはいつぶりだろうか!?


心を見透かされた!?



タオって難聴のかわりに、何か特別な能力があるんだと思うな。


その感覚は私にはわからないけど、



君は君なりに、




ヒトなつを見守っているんだろうね。





ま、今回は、
なな、ちょーしこむなよ!

ってことか。

すみませんでしたー。

お手柔らかにお願いします。




てことでヒトなつのことばかり書いていますが、猫たちとも毎日楽しく過ごしています!

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松っちゃんの命日 

2017/11/23
Thu. 23:10

去年の今日は、松が旅立った日。
具合が悪いなと感じて、たったの3日で駆け足でいってしまった。

亡くなる5日前。元気な時の最後の写真。


松っちゃんといえば三角枕でごろごろ♪
また松は三角枕か~(呆れ)ってね。


たったの一年か。

すごく昔の様に感じる。いろんな事があったんだよ。





ヒトなつにとって、猫以上に素敵で面白い存在はいないよ。
流石でしょう!




松っちゃんに会いたいな。


でも私、腹もたててるんだよ。
駆け足過ぎたよ。
会うだけでいいからヒトなつに会って欲しかったよ。
面倒みろなんて言わないからさ(嘘かもしれないけども)



だけど、ひろとと松が残してくれた温かな空気は



あちこちに散らばっていて、毎日が眩しいよ。



今、私は、


友人の子を2週間、預かってるんだよ。
人間まで預かっちゃうんだ!って笑われているけど、
こういう事が難なく出来るのは、ひろとと松が私を育ててくれたからだよ。

ヒトの子2人、
生まれてたったの11ヶ月と9ヶ月なのに、
どちらかが泣けば慰めて、譲り合って、ゲラゲラ笑って。
感動の連続だよ。


ひろとと松をはじめみんなが揃っていた時と、おんなじ空気が流れているよ。




松っちゃん。
私、松っちゃんに腹もたてているけど、
その100万倍、感謝しています。

てことは感謝しかないようなモンだよ。
そんなに怒ってないよ笑

だから




早く帰ってきてね。


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腰をぬかした 

2017/07/12
Wed. 08:36

昨夜、先輩だけじゃないを書いて、

今朝、夫がヒトなつの横にゴロンと横になったら、なんと。

ヒトなつ頭付近に、嘔吐の跡が!

白い毛玉付き。

純白の毛玉を吐けるのは彼しかいない。


タオ、ヒトなつに近づいているじゃんかー。


え…もしや…、白坊ちゃん、毎夜ヒトなつを至近距離で観察?
昨夜はヒトなつに近づいた途端、吐いた?
近づいた痕跡を残すあたりが、なんともマヌケだ。



なんにしたって、私の予想をいっつも凌駕する



あほ坊ちゃん。

呆れちゃったよぉ。



今のところタオから攻撃性は感じませんけど、毎度彼は予想を超えますから、
不幸な事故が起きないよう、居住まいを正しました。

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タオにとっての最高の一日 

2017/05/18
Thu. 23:50

昨年、すんごく大切な3匹の猫を見送り、ヒトなつが産まれた今でも、
やっぱり未だに消化できずにいますけど、

ヒトよりずっと、タオとくうちゃんの方が辛いと思います。
仲が良かったからなぁ。

くうちゃんとタオ、結果的に一番微妙な距離感のふたりが残されてしまいましたけど、
それはそれで何かいい感じに収まるのではないかと考えています。

しかもタオは私を独り占めしていたのに、ヒトなつが産まれて、
時間的にヒトなつにとられてしまっていたたまれないかと思わせつつ、

1人ぎゃーぎゃー騒いでいるタオ(どんな時もコレはずっと変わりません)のことを、
なっちゃんのおにーちゃんは相変わらずうるさいよねーって、
ヒトなつに文句言いつけまくりなのも納得せざる終えないほど、

まじでタオはやかましい。


ヒトなつが産まれて3ヶ月ちょっと経ち、声も少しは大きくなったものの、
彼女の泣き声は、タオの雄叫びに比べれば、

鈴の音。


泣いているのに、BGMの様に聴き流してしまう事があるほどです。

だって~。きゃわわすぎる泣き声なんですよ!
一生懸命泣いているのにねぇ。ごめんよ、なっちゃん。



まぁそんなこんなですが、ヒトなつが産まれて、
くうちゃんは私を必要としていないため、今まで通り接していますけど、
タオには1日2回位、タオだけを見つめる時間を、意識的に作っています。

最近は、立ち入り禁止のクローゼットでふたりっきり♪がブームで、
なぜクローゼットが立ち入り禁止かというと、夫の服にタオがマーキングするからなんですけど、
ヒトが立会いだったら大丈夫かと思わせつつ、

今日は朝っぱらから、私を見ながら、恍惚とした表情で、

思いっきりスプレーした。

普段、他の場所では見つかったらマズいことを理解しているのに。


そして1日中、おかしなハイテンションで、
記憶にある限り、あんな満足気な彼を見るのは初めてで、

それを眺めながら私は、

タオって…。男って…。


そんなくだらない事が最高の幸せなんだ!と理解してしまって


心底、

呆れました。





呆れちゃったよぅ。タオ!!




けどね。



ヒトなつを懸命に受け入れようって頑張っているのも、

知ってるよ。



タオはいちいち騒がしいけど、

保護猫とだって、最後には一番仲良くなっちゃうし、だから案外、

ヒトなつの良きおにーちゃんになっちゃうかもしれないよね。

ま、どっちでもイイんだけども、


あるものの中で、キチンと、収まるところに収まる猫たちから、

私は学ぶ事ばかりです。

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爆弾 

2017/02/09
Thu. 10:14

また後回しにしてしまおうか…と、逃げ腰になっていました。


今朝、窓を開けると、うっすら雪が積もっていました。

「いーかげん、絆創膏は一気に剥がせよ」って、
背中をごつっと、彼に押された気がして、この事実と向き合います。



2ヶ月半前の
2016年11月24日。
南関東に、早すぎる雪が積もりました。


この日我が家は、

松っちゃんのお葬式をしました。









11月16日
我が家でリハビリ療養していた母が、みるくと実家に帰りました。
母と暮らしたことのある松っちゃん。
もともと松っちゃんは、私よりも母が大好きでしたが、
おかーさんまた来いよ~って、軽い感じで母を見送り、
あんなにおかーさんが好きだったのに、はくじょーだよね、とみんなで笑いました。
いつも通り、すごく元気だった。

11月19日夜
ひろとが亡くなってから、「松っちゃんと焼肉かスキヤキ」が流行っていた我が家。
毎度、味付けなしの一切れのお肉を細かく切って少しづつサーブし、
この日も最初から最後まで、松っちゃんは共に食卓を囲んでくれました。
その後、松人生初の、粗相をしました。
嫌な感じがしました。

11月20・21日、数回粗相しましたが、食欲はありました。
尿検査だけするものの異常が見当たらず、
念のために膀胱炎対策の抗生剤を投与することになりました。
少し元気がない程度でした。

11月22日
呼吸が荒くなり、目に見えて貧血が進んでいるのがわかりました。
辛抱たまらず、近場の病院に行きました。
無用な検査を避けるため、まずはエコーを撮ってもらい、その結果、
心臓まわりに少し水が溜まっていました。
先生からは、この溜まり方だと、おそらく心臓の腫瘍だろうと言われました。

16歳半。確定診断のために検査をし、抗ガン剤治療をし、
そんな本腰治療をしたら、松っちゃんにどれだけ恨まれるだろうか?

迷いました。
展開の早さに、足がガクガクしました。

貧血対策だけして、見守る選択をしました。


11月23日
松っちゃんは低体温になり、より涼しい所を求めて、家中を徘徊しました。
私は松っちゃんから目が離せず、3時間は彼を追い続けました。
ひょっとすると…松っちゃんは迷惑だったかもしれないけど、
男前だから、勘弁してくれたとも思います。


最終的に選んだのが、寝室のベッドの上で、
それから30分ほど経った、10:30。


松っちゃんは私を、正気の目で見つめました。
それから、
少しだけもんどりうって、おそらくほんの1分もかからず、

駆け足で、逝ってしまいました。

目を離さなかったのに、いつ事切れたのかわからないほど安らかでした。



私を見つめた時。

松は、「楽しかったな」と、言いました。




見送れたのは、私だけでした。

照れ屋の松は、みんなが集まれない時間を、わざと選んだのだと思います。





そして11月24日。
早すぎる雪が積もったあの日に、松っちゃんのお葬式をしました。
雪が降ってくれたから、植木職人の夫も休めたし、母も来れました。



あまりに連続してしまったから。
タオはついに、死の意味を理解してしまった。



亡骸に、お別れを言っていました。





亡骸を焼いている間も、深々と雪が降り続けていましたが、

ぴたりと雪がやみ、



空に光が差し込みました。

写真はイマイチだけど…
奇跡が起きたみたいに、美しい空でした。



みんなで、せっかちなひろとが迎えに来たんだって、
あー、松っちゃんは四十九日を待たずにもうお迎え来ちゃったねって、
ひろとに翻弄される宿命だもんねーって、話しました。





そして、骨を拾う時。

大型種と言われる猫ちゃんでも、入るのですが…
松っちゃんはどうしても入りません、初めてです!と、葬儀場の方から言われ、

猫規格を超えた屈強な男の骨は、
猫用の骨壷に納まらず、ひとまわり大きなモノとなりました。



わいわいがやがやと盛り上がり、

泣き笑いしながら、骨を拾いました。





松っちゃんは、最後もキメた、ぜ!


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2018-07

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