ネコロジーラボ

シニカルで愉快な猫族との関わりを綴ります

その後の話しとなっちゃんへの手紙  

2017/01/14
Sat. 18:58

ずいぶんご無沙汰してしまいました。
それなのに、訪問してくださる方々がいらっしゃいました。

ありがとうございます。


筆が進まなかった原因はいろいろあるのですが、
すっかり年も開け、思い返せば2016年は、我が家にとって変化と試練の年でした。
自分の無力を痛感する出来事ばかりで、私は徹底的に打ちのめされました。

そんな中でも、前向きな変化や新たな出会いがあり、光が見える瞬間もあったのですが、
沈みきった気持ちには、喜ばしいことさえも刺激物で、神経が逆撫でされました。


けれどようやく今。
人生最大の転機を前に、いい加減向き合っていこうと思えました。

未だに写真を見返し、思い出すと、
頭の奥がツンとして涙が溢れますけど、

生きてさえいれば、なんとかならない事はないですもんねぇ。


今日からなっちゃんを失った後の話しを書いていきます。
所詮自分の心の整理の為の書くのですが、
お付き合いいただけたら、とても嬉しゅうございます。



なっちゃんが旅立って、私は何日も泣き続けました。
辛い事は今までだってあったのに、あんなに泣いた事はなかったです。


どうしてあんなに打ちのめされたのか?
愛していたのは勿論ですけど、
自分の予定と違かったからだと思います。

私は彼女から、我が家一の弾けるような健康を感じていました。
今後私は、自分の猫を飼う事はなく、保護猫の面倒を見るつもりでいましたし、
きっと最後の愛猫はなっちゃんだろうと、勝手な予定があったのです。


旅立ってしまったなっちゃんの安寧が心配で、
自分が感じる喪失感だけに身を委ねた結果、
ひたすら泣く事になってしまいました。


そうしたら…。

ひろとが松に、ひそひそ相談し始めました。


その結果、


あのぐちょんぐちょんのダメななを何とかしなさいよ!と、ひろとが命じ、
松っちゃんがなんとかする事になったらしく、


毎日、毎日、



私の



顔に穴が空くほど、



松っちゃんに見つめられるようになってしまいました。


ついつい笑う私。

そしてみんな、

松を囲み、松の胸を借りて泣きました。


もちろん、






安定のひろとさんにも頼っていましたけど。



大黒柱として長年君臨したひろとが、松っちゃんを頼った事に感動したり、
なっちゃんがいない事実を思い出し、また泣いたり、
気持ちだけは、物凄く忙しい日々を送っていましたが、

猫たちに慰めて貰って、私は着々と正気を取り戻していきました。


手のかかる飼い主で…。
本当にすまん。

うちの猫たちは、偉大すぎる。
頼りになるんだもんなぁ。ありがとう。




なっちゃん元気でやってる?
それだけが物凄く心配だよ。


あなたが我が家にやってきて5年半。
保護猫としてやってきて、このうちに置いてください!って、
土下座に近い大アピールをした猫は、後にも先にもなっちゃんだけだったよ。

うちを選んでくれてありがとう。

って、私目当てじゃなくて、ひろとさん目当てだったけどね。



なっちゃんは私の憧れの女の子だったよ。
可愛くて、正直で、シンプルで、優しくて、ちょっこりちゃっかりしていて。


物事難しく考えてしまう時、
問題が起きてもひらりと乗り越えるなっちゃんを想ったよ。

何度助けられたかわからないよ。



図々しいですね…って言われるのはわかっているけど言っちゃうよ。
短かすぎたし、なっちゃんがいなくて悲しいなんてモンじゃ気持ちを表せないけど、私、

後悔が、ひとつもないんだよ。



だって。
いつだって全力で愛したもん。



ありがとうなっちゃん。



またね!

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なっちゃんのお葬式 

2016/08/11
Thu. 23:34

今日も心をえぐるような話しになってしまいました。
亡骸の写真を出す羽目になってしまいました。
どうか苦手な方はスルーしてください。



なっちゃんが亡くなってから、
こんなコトってあるんだ…、って、
泣き笑いしながらも、驚きの連続でした。



常々、猫は死の解釈が、ヒトとは異なると思っていました。

ところが。




松と、



ひろとは違った。


ヒトと同じく、彼女の亡骸を囲みました。



私があんまり泣くから、



ひろとはうんと慰めてくれました。

最愛の妹を失ったひろとの方が辛いはずだって、
何度も何度も思うのに制御できず、
彼女の小さな胸を借りる情けないことになりました。




亡骸はただの入れ物だから、
中身が入っていなければ、あまり意味が無いのに、



空っぽのなっちゃんも、やっぱりものすごく、
きゃわわでした。





火葬に出発する前まで、



ひろとと松は、なっちゃんから離れませんでした。



火葬に行くんだよって、ふたりに説明し、



松を残して

ひろとはそっとコタツに入り、



離れたところから、なっちゃんをじっと見ていました。


私の前では、泣けなかったのだと思います。




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なっちゃんの今生最後の日 

2016/07/24
Sun. 23:30

4ヶ月前の2016年3月24日 am1:30。

この日、なっちゃんが今生を終えて、
私たちの毎日は一変しました。

この時はまさか。この絶望的な出来事が、
新たな幕開けだとは、思いもしませんでした。



この4ヶ月に起きた、

やたら、悲しいこと。
やたら、怖いけど嬉しいこと。


小さな世界で生きている私にとっては、
ハリケーンのような凄まじいエネルギーを撒き散らす事ばかりで、
まだまだまだ、消化できず、
少しづつでも前に進もうと、やる気スイッチを押そうとごそごそ探しても、
まずは、彼女の死について書かねばならぬと思うと、
なかなか筆が進みませんでした。

けどきっと、吐き出さないと、前進出来ないかもしれない。
それに何よりも、
彼女がいかに素晴らしい意思を持ち、たくさんの足跡を残していったか、
猫がいかに優れた生き物なのかを綴りたいと思います。


今日はなっちゃんの最後を書き記しています。
ずいぶん長く、ずいぶん重たい内容になってしまいました。
どうか、苦手な方は読み飛ばしてくださいませ。




彼女がこんなに早く死んでしまうなんて、思いもしなかった。
あと20年は余裕だって、
年齢順に見送っていくのだって、勝手に決めていた私たちにとって、
受け入れがたい現実でした。



病気が発覚して1ヶ月半。
だいたい2時間おきに彼女のお世話をしました。

なっちゃんは私の執拗なお世話にぶすくれつつも、
「しょーがないですねぇ。ちょっとだけですよ!」って言いながら、
大人の態度で付き合ってくれました。

たったの5年半しか生きていないのに、
彼女はひろとの教えを守り、ダメな飼い主である私の面倒を見てくれたのです。



彼女は亡くなる3日前まで、他の猫と眠りました。

ある時は、

いちばんの大仕事。カリスマ美容師なつ

ある時は、

不器用なにーちゃんを牽制するなつ

ある時は、

ふだん無下にしているおじさんへ、大サービスするなつ 笑


闘病中ながら、楽しく過ごしていたと思います。
きっと、「なな、ヒドいんですよ~!」って猫たちに愚痴っていたはずです 笑



亡くなる3日前から、徐々に衰弱が進み、

2階に上がるのも億劫になっていき、ひとりで眠るようになりました。


けれど私は、美しい容姿を保つなっちゃんを見る限り、
まだまだ時間があるって思っていました。


看病中のひと月半、結果的に9つの病院を巡り、
ヒトの漢方薬局を訪ね、サプリを取り寄せ、あちこちから情報を集め、
夫からは「勝手になっちゃん医療チームを編成してるからな~」と言われ笑い、
ずいぶん冷静に、彼女が生きる道を模索しました。


だって。生きないはずがないって、
なっちゃんはあと、20年は余裕で生きるんだって、思い込んでいたから。


しかし、亡くなる当時の午前中。
私は初めて半狂乱になりました。
あちこちに、すがる思いで電話をしました。
不安を撒き散らす結果となり、申し訳なかったのですが、
ずいぶん励まして貰いました。

彼女の前では悲痛な顔を見せていないつもりでしたが、
なっちゃんはお見通しだったと思います。



夜の21時頃。
すでになっちゃんは、みんなで食卓を囲む事はありませんでしたが、
他の猫たちは晩御飯を食べ、それぞれ眠る準備をしていました。

夕方から急激によたつくようになっていましたが、
ソファにいるタオの元に、なっちゃんは自力で登りました。

ほんの数分、一緒に横になり、タオは静かに他の場所に行ってしまいました。
その背中を、なっちゃんはブスくれたカオをして見ていました。

次はよたつきながらも、猫コタツにいるヒロトの元へ行きました。

またほんの数分で、ひろとがブスッとしたカオで、コタツから出てきました。

間も無くなっちゃんもコタツから出てきて、
休み休み、一歩づつ、階段を3段登りました。

夫が寄り添い、なっちゃんは夫に何かを言っている様でした。


2階に上がりたい様ですが、チカラが出ません。



しばらくの間、なっちゃんは1階で寝ていたので、
私もすぐ起きられるようにそうしていましたが、
じゃあ今日は2階でみんなで寝よっか!と、寝室に水やトイレ、
寝室では棚上がお気に入りの彼女でしたが、この様子では登れないから、
床でも快適なよう猫ベッドを敷き詰め、万端にし、
彼女を抱きかかえ連れて行きました。


思い返せば、抱きかかえた彼女は、イヤな軽さでした。


まさか無茶しないだろうという予想を裏切り、
1mほどある棚( 彼女が不調になってから姫さまルームという名で広く開けていました)に
後ろ足を少々落っことしながらも、見事に飛び乗りました。


色んなモノを駆使して、階段を作り、
床にはトイレと、落っこちてしまった時用にクッションを敷き詰めました。


そして、なっちゃんの歌を歌いながら、彼女を撫でました。
具合はあまり良くなさそうだったけれど、彼女は気持ちよさそうにしてくれました。

私は一度横になったけれど、やっぱり彼女が気になって再び起き上がり、


「また明日ね、おやすみなっさい~っ♪」


コレが最後の会話になるなんて思いもしませんでした。


今度こそ横になった私は、彼女の症状を頭の中でまとめ、
下半身に神経症状が出てるなって、
じゃ、朝イチであそことあそこに電話しよう、
栄養補給の方法も、鼻チューブかな…やるしかないなって、
作戦を立て、うつらうつらしました。

その30分後。


小さな悲鳴が3回聞こえました。

寝ぼけつつも夫と共に飛び起き、なっちゃんに近付こうとした瞬間、

棚から彼女は、トイレに落下していきました。


少々大きめのトイレで、彼女はぴったりサイズで収まり、
真っさらな砂の上で、軽い痙攣を起こしていました。


ほんの3分ほどだったと思います。


痙攣が治りつつあったので、持ち直すと思いました。



ところが、少し苦しそうな一声をあげ、

彼女の魂のようなモノが、肉体から離れていくのを感じました。

やがて呼吸が少しづつ止まり、
それから数十秒、心臓は大きく脈打っていましたが、

ついに
鼓動が止まりました。





何か突発的な事が起きたんだ。

私はただ、そうとだけ、思いました。





それから私は、鬼のように泣きました。


いつの間にか、外が明るくなってきました。



そして、ブログを書きました。




夫はチカラを振り絞って、仕事に行きました。

すごく偉かったよ。




彼が出かけた後も、私は状況がイマイチ飲み込めず、

ひたすら泣きました。叫ぶに近かったかもしれません。

ちっとも理性か働かず、時間の感覚がなかった事は覚えています。


猫はこれまでも見送ってきたのに。

大事なヒトだって見送ってきたのに。


今まで生きてきて、こんなに泣いた事はなかったと思います。




混乱しつつも、

なっちゃんが前の晩、ひろととタオに何か挨拶をしていった事に気付きました。
それに対し、ひろともタオも、
「聞きたくないよ」って返してしまったのだと思います。

おそらく、夫と私にも言ったはずなのに、
鈍い私たちは、また明日ね!と返し、会話が成り立たず、
きっと彼女は、「まったくもう(怒)」って言っていたに違いないです。


小さなトイレで、どこも汚さずに、
こじんまり、すぱっと潔く、今生に別れを告げ、

そして、
「松っちゃんとくうちゃんには、何か言い遺したのだろうか…?」と疑問符が飛び、
そんな、ちょっとクスッとしちゃう感じも、




あまりにもなっちゃんらしい、最後だったのです。





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なっちゃんの旅立ち  

2016/03/24
Thu. 05:19

つい数時間前。

なっちゃんが旅立ちました。

容態が急変し、駆け足でいってしまいました。



最後まで、

唸るほど可愛く、

出来過ぎなくらいお利口でした。






ご心配くださったみなさま。
本当にありがとうございました。


心の整理がつくまで、引き続き不定期更新となります。
どうぞよろしくお願いいたします。

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2/22~2/29のなっちゃんと親衛隊  

2016/03/01
Tue. 15:09

2/22 ちょい微熱がありつつもよく食べ元気。210kcal
2/23 呼吸が少し荒い感じはするけど、姉さんのお世話にいそしむ。195kcal
2/24 日中はまったり、夜元気♪190kcal
2/25 朝夜元気♪日中まったり。195kcal
2/26 食欲落ち気味だけど、タオの雄叫びに飛び蹴り♪ 125kcal
2/27 食欲落ち気味、けどおねだり全開!食べたモノが出てこないのかな?すまん。145kcal
2/28 食欲落ち気味、朝元気で夜につれ寝ている。135kcal
2/29 食欲落ち気味、朝元気で夜につれ寝ている。122kcal
3/1 今日は朝から元気いっぱい♪食欲も旺盛♪

毎朝、いつも通り、ヒトを起こしに来てくれました。
そうしてくれるには、病気のなっちゃんだけだぞ♪
お陰様でヒトは、最高の気分で目覚めています。

病気発覚から25日経過。なかなか良い調子なのでは。


療養中でも彼女は忙しい。


女子会を主宰したり、



おじさんを


眼力だけで


どかせたり、



リラックスついでに


兄の面倒をみたり。


そして一番のお仕事。


カリスマ美容師なつとして、


日に一度は、全力で姉さんのお手入れを。



不満げなお客さまは、


甘めの採点。



病気の子は、みんなで甘やかす♪



元気になったら、彼女はスーパーわがままお嬢様になっていることでしょう…!


わたくしは彼女が望めば、1時間だって「なっちゃんの歌」を歌い、撫でくりまわしています。

はぁ?なっちゃん歌?
「可愛い」をいろんな言い方で表現した歌ですとも!


驚くべきことに…、

間になっちゃんのコーラスが入るんですよ!!!



天才~~


引き続き不定期更新となります。どうぞよろしくお願いいたします。



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2017-05